「なんだ。どんな尊いご教授を賜れるのかと思ったら、そんなの当たり前のことじゃないか。誰だって、自分の行動派、他でもない自分自身に返ってくるものだ」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
キャンペーン追加タイトルで、対象期間は7月末日まで。
休暇(課題付)で、最果て図書館を訪れたルチア。
館長のウォレスとメイドのリィリと交流して、楽しい時間を過ごしています。
リィリと友達になろうとして、それを受けてリィリが少し変化していったり、穏やかで優しい時間が流れていました。
しかし、ウォレスの下にテオドラから、何者かにルチアが狙われているという情報が入って。
更に、暁の勇者が図書館を再訪したときに、ウォレスに存在を感知できない吟遊詩人トネリコが同行してきて。
彼がまぁ、吟遊詩人の割に言葉選びがアレというか、喧嘩腰と言うか。
……まぁ、ウォレスもウォレスで、ルチアのピンチという事でピリピリしてて、タイミングも良くなかったですけどね……
少しでも情報を集めようと奔走する事にばかり集中して、肝心のルチアと喧嘩してるんだもんな……もう少し頑張りましょう。
図書館の魔物たちに懐かれて、彼自身も成長している感じはしますけどねー。
ルチアの過去と歌声について。魔導士の封じられた声の事。これまでの伏線を回収する、最終章らしいエピソードでした。