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「アル。わたしを信じて、守って。お師匠さまに鍛えてもらったもの。それが魂なら。私は手を必ず手を届かせる」

 

前回から4か月後。

魔軍令フギムニが予想してなかった情報でぶん殴られたり、勇者一行が転移装置の事故に巻き込まれて東方に飛ばされたりしてます。

しかしまぁ、縁は異なもの味なものというか合縁奇縁というか……どっちも男女の仲よりの語なんでアレですけど。

東国ヤマには、かつての勇者の仲間であり剣の師匠でもあるマガツが居ましたが。

今回の騒動はかなりの規模で、一人でも欠けていたら解決できなかった辺り、縁の妙を感じましたねぇ。いつくかの縁にはどこかの神様の思し召しもあったようですが。

 

ハルベルの死霊術士としての修行も一定の成果を認め、地盤を固める為に帰国しようとしていた矢先ですからね。

もし少しでも期限がずれていたら。ハルベルの力量が足りなかったかもしれないし、逆に成長著しかったら転移事故に巻き込まれず、東国で戦力が不足したかもしれない。

この辺りは骨になってからも、厄ネタばかりを引き続ける勇者の運の問題かもしれませんけど。

トラブルを吸い寄せまくってて、正直笑う。マルドゥにも「死してなお運命力が強すぎる奴」とか言われてましたしね。

 

そしてついに登場したマガツさん。

正直どんなキャラか気になってたんですが、予想以上に愉快な御仁と言うか。

血も涙も情もある、気の良い人物。けれど、剣を全ての上に置く価値観。

それ故に、振り回されるキャラも多いみたいでしたけど。いやぁ、あそこまで我を通してるのは好きだなぁ。

なので中盤の展開にはびっくりしました。あまりにもあっけなかったので。

……かと思ったらさらにその後、驚かされるんですけどね! 勇者御一行はびっくり人間ショーでも開催する気ですか。「1番、勇者。骨になります」。初手からインパクトしかないので駄目だな。

 

魔王軍との戦争で、国力は削られていると言いますが。

ハルベルやミクトラみたいに、勇者に影響を受けた下の世代も育っているし、魔軍令も考えがあるようでしたし、少しでも良い方向に行ってくれるといいなぁ。

……フギムニさん、予期せぬ情報で殴られてばっかりなので、足元すくわれないか心配ですけど。