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「残念だったな守護騎士候補。既に勝負は――付いているんだ」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
キャンペーン追加タイトルで、期間は11月30日まで。
学園に潜入していた凄腕のスパイを、見事に撃退したスロウ・デニング。
その活躍を聞きつけた王室から、守護騎士選定試験への参加要請が来て。
デニング家とは別勢力であるために、スロウも結構驚いていたみたいですけど。
彼が関与する以上、ただで済むはずがなく……またしても騒動に巻き込まれる展開に。
あらすじでは一気に人気者に? みたいに書かれていましたが。
確かに一部では評価が上がっている者の、かつての行状は未だに影を落としていて。
まだまだ距離を測りかねている生徒の方が多い模様。
腐っても公爵家の人間だ、と言うように少しずつ改善はされているのでそれで良い、と言える辺りは冷静ですね。
そして今回のキーパーソン。疎遠になった元婚約者、他国の姫君アリシア。
守護騎士選定試験の前に、騎士たちは前哨戦となる試練を課せられていて。
学園近くの街で行われる試練が、アリシアの祖国で王族を殺した盗賊団の壊滅、というもので。
スロウとアリシアも各々の事情から、それに関わっていくことになるわけですが。どっちも、退くという選択肢がなかったとも言いますね。
そして街でスロウが出会ったのは、アニメ原作において裏切りを働いた騎士だった、と。
原作知識と家の関係ゆえに、敵の事情にも詳しく。それ故に不信感を隠さずに接していたわけですが。
疑惑の目に騎士も気付いていて、劣等感を刺激されていたというんだから、救いがないというか。
実のところスロウ、原作知識あまり活用できてない疑惑有りますよね……
現地に居た事で騎士を止める事が出来て、終わり良ければ総て良しで何とかこなしてる感。
スロウは強いですけど、決して万能ではなくて。彼自身の打てる手が限られているのは、少し不安材料ですかね。
今回も2か所で騒動が起きて、なんとか対処できてましたけど……。
より規模が大きくなってくると、彼の手から零れてしまうものも出てくるんじゃないかなぁ、みたいな気になる。