どうすれば生き残れるのか?
死にたくない
だから――――考える。
蛇と人間から逃げた先で、深い縦穴に落ちた蜘蛛子。
糸で壁に張り付いて、何事もなければ戻ることも出来たでしょうけど。
……そこは蜂型の魔物の巣窟になっていて。
攻撃から逃れるべく穴の底まで下りてみれば、さらに厄介な存在まで現れて。
龍までいるのか、このダンジョン。よくもまぁ、無事だな。色々と。
初回遭遇時には爪を振るって、目についた蛇を蹴散らしただけでしたけど。
ブレスまで出せるような存在がいて、ダンジョン良く原型保ってるなとは正直思います。
蜘蛛子も、スキルをいくつも覚えて、組み合わせて。
蜂相手ならそこそこ戦えていたんですが、龍の前には無力で。
上に素直に戻るルートは使えないことが判明し、素直に別ルートを探索し始めてましたが。
穴が予想より深かったのか、上層から下層まで落ちてしまっていて。
強力な魔物が多い層だと言いますが、この下に最下層まであるとかどうなってるんだこのダンジョン……。
新しくスキルを覚えて試そうとしてましたが。ささやき~が通じるって君は何歳だ……。
試行錯誤しつつ、妙に広いエリアに到達。
蜘蛛なんかになって、ただ一人ダンジョンをさすらって。ともすれば、どんどん暗くなっていきそうですけど、主人公が時々厨二感だしたり、コミカルな演出が入るのでスルスル読めますね。これは良いコミカライズ。