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「やったぜ!!」

「やっちまったぜ!!」

(略)

「やってくれたぜ!!」

 

蜂の縄張りから離れたかと思えば、今度は猿の群れと戦う蜘蛛子。

中々に波乱万丈な生活してますよね……まぁ、ダンジョンの魔物に、そうそう安らぎの時間とかなさそうですけど。

強い魔物がわりといるって言うのもそうですが、弱い魔物は弱い魔物で毒持ちが多いそうですし。

 

既にある程度の数は倒しているが、敵はどんどんと増え。

しまいには上位種までやってくるんだから散々ですよね……それでも諦めずに戦い続ける蜘蛛子が強い。

というか、よくもこれだけの猿がいたなってくらいの軍勢だったんですが。食料とかどうしてたんだろ。

蜘蛛子の毒が効いたってことは、毒持ち食ってるわけじゃなさそうだし。こいつらもダンジョンの壁食えるタイプだったりするのだろうか。

集団戦できるなら、大物も狩れるだろうしそうやって群れの食料まかなってたりするのかな。

 

なんとか撃退し、中層への道も見つけていましたが……

驚くことに中層はマグマで満たされた、灼熱の地形であった。蜘蛛子の武器である糸が燃えるし、そもそも無視である蜘蛛子自身が火に弱い。

これまで彼女が戦ってこられたのは、巣を作り、自分に有利な状況を作ろうと奮闘してきたからで、そもそもが不利な環境にぶつかるとか、中々鬼仕様……。

 

対抗手段を増やすために、進化したり新しいスキルを取得してましたが。あからさまに怪しいものの、破格の性能のスキルを取得したときの一人ノリツッコミが楽しかったです。

「鑑定」スキルもレベルアップでどんどん有能になってますしねー。称号関連の情報が出てきたのは楽しい。

 

描き下ろしまんがで「もうひとりの「転生者」」というのが乗っていましたが。

蜘蛛子以外の転生者が、覚醒する話。蜘蛛子と同じく、人以外への転生でしたが……

あの卵の強度と、人がわざわざ確保して持ち帰っている辺り、ただのトカゲではなさそうなんですが。なに……?