Unnamed Memoryコミカライズ5話感想!
コミカライズに当たって換骨奪胎されてますなー。
これはこれで楽しい。……けど、アルスとメレディナが調査に出ているシーンも好きだったので、惜しむ気持ちもある。
いやまぁ、新文芸の分量で細大漏らさずコミカライズしてたら5話でここまでたどり着けない筈なので、いい塩梅に情報の調整してると思うんですが。
それはそれこれはこれというか。……毎回似たような事言ってる気がするな。
読み返してみると、3コマ目でカーヴが準備してるのちゃんと映ってるんですよねー。
基本的に調査報告はアルスがしてましたけど、ちゃんと隣にメレディナも座ってる。
……テミスの恋人が私服なのは分かりますけど、彼女の隣に座った男が他の面々と服装違うのは何なんですかね。あなた誰。
コミカライズ4話でテミスを発見した人だと思うんですけど、それにしては魔法士のローブ姿じゃないのが気にはなる。(小説版だと)
あと、完全に別件ですけど、12人座れる円卓で6人ローブ羽織って顔隠してるととっても怪しい集団に見えますね。
閑話休題。
若くして将軍位にあるだけあって、アルスかなり有能ですよね……短時間でこれだけしっかりまとめてくるあたり、ファルサスの臣下の層が厚い。
まぁ、中にはティナーシャに絡んでくるような魔法士もいましたけど(4話)。
そして報告を受けた後に犯人が確定するわけですが……その時の穏やかな顔は、コミカライズしたからこそ見えたもので、メディアミックスって良いものだなぁと思いました。
その後の回想シーンでの「なんでもないよ」も、迫力があった。
一応5話ないでも、本当にそんな目をしていたのか、と疑問が呈されていますけど。
それに答えが出るのは小説版でも少し先……4巻を待たなくてはいけないんですよね。そこでは、精霊術士の幸せな結婚の例を見る事が出来るので。
アルスの推論もおおよそ当たっていましたが、外していた部分もあって。
特にメレディナから「なんで気づかないのよ」とつつかれて、凹んでるのが笑えて好き。
話し合いの場で女官みたいなことして、片付けの段階になって疑問を抱いてるティナーシャと「うまいぞ」って返してるオスカーのやり取りも良かったですけどねー。
今回もティナーシャの百面相が見られて楽しかったです。
……が、4話までは継続していたティナーシャのふわふわタイム(浮遊シーン)が無かったのは残念でした。いや小説版でも、いつも浮いてるわけじゃないですけどね、彼女。
最終頁の「何も語りはしなかった」魔女の目が、淋しそうに見えて。
事件自体は後味が悪くも、どこか静かな余韻の残る感じが好きなえぴそーーどです。
次回から「夜の透明」に入るんですかねぇ。……その場合、下手するとオスカーの父親より先に、あの(他人事なら)面白い親戚のほうが先にイラスト実装されるんですか!?(実装言うな)。
いや、一応「沈黙の魔女」に呪いを貰ったシーンでおおよその顔立ちは出てましたが目元は影になってましたし、あれ15年前ですからね……。