「戦いを通して、私の影を見る事が出来たのならば――隠れんぼには、負けてしまうかもしれんな」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
途中まで読んでたんですが、離れた隙に完結してたシリーズ。元はなろう小説ですが、WEBを書籍が追い抜いちゃった関係で今は読めなくなってますなー。
閑話休題。
エルフの国で武芸大会が行われる。武者修行中のスラヴァ達は、立ち寄った先で出会った武芸者からそんな話を聞いて。
しかしまぁ、中々辺鄙なところで話を聞いて。馬で三週間かかるところを身体能力に物を言わせて二週間で駆け付けたとか。
色々とギリギリでしたな。ニブラエールに辿り着いたのが少しでも遅れていたら、武芸者も居なかったかもしれないし。そうしたら、彼らの足でも間に合ったかどうか。
無事にアルファレイアまでたどり着いた者の、今度は大会目当ての人でごった返していて、宿が取れるか怪しい状況で……。
そこでレティスに出会って、また屋敷に泊めてもらえることに。以前の縁が続いていくの、いいですよねー。割と好き。
スラヴァなんかは、最初は見学だけするつもりだったようですけど。アルマに出会ってしまい参加する事に。
出たら出たで満喫してましたけどねぇ。相変わらずの武芸バカでいらっしゃる。
女性陣がスラヴァとのデート権を賭けて、だれが一番良い順位を取れるかで競ってたりもしましたが。まぁ、賭けにしては健全な方だと思いますよ。
武術大会楽しいな、で終わってくれれば良かったんですが。裏側でまーたなんか動いているようで。
英雄アルマやスラヴァがいる場所で騒動起こそうとする自信は買っても良いですけどね……。その傲りも含めて吹っ飛ばしてほしいなぁ。