「ザガン この前ネフテロスが“力”を見せただろう?」
「それでわかってもらえたと思うけど…」
「見ておらんし聞いてもいないが」
「え」
3巻のエピソードに突入しましたが、前巻でネフィ襲撃イベントがあってからではありますが、1冊分なのに結構進んだなーと言う印象。
ビフロンスの種明かしが入った所で、次回本格的な戦闘シーンになるから、割とこんなものか。
自分が目にした情景を上手く説明できず口を噤むネフィ。
そしてそんな彼女を慮って、いたわろうとするザガン。いやぁ、相変わらずイチャついてるなぁ、この二人。
「読書を続ける」「いじわるです」の場面が小さめだけど微笑ましくて好き。
その後、便利屋扱いされてるバルバロスとフォルがバチバチやり合ってるのも楽しいですね。コミカライズでこういう絵の動きが見えるのは本当に嬉しい。
「始末した方がいい!」のところとかめっちゃ笑いましたからね……。
笑ったと言えば、冒頭で引用したザガンとビフロンスのやり取り、二人の目が本当に愉快でした。
巻末オマケの娘を甘やかしているザガンも、便利屋気にせずサクサクおかし食べてるフォルも可愛い。好きだなぁ、この作品。