
電撃大王のUMコミカライズ感想!
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◇第6話 夜の透明1
冒頭からティナーシャがふわふわしてます。
本当にここまで、登場したシーンでほとんど浮いてるな……。
彼女に報告をしている猫の使い魔も可愛くて好き。
そして、始まりましたよ「夜の透明」。
このエピソード、好きなんですよねぇ。書籍化する前にも、よく読み返してました。
オスカーの父親がまだコミカライズに登場してない(正確には、魔女に呪いを受ける過去の1コマには出てる)のに、外戚の困ったおっさんは登場してきたのが、地味にツボです。
宮廷魔法士向けの仕事を張りだす掲示板の前で、ワイワイやりとりをしているオスカーとティナーシャ。
背景のモブ魔法士たちから「お気に入りなんでしょうな」とか「いつものやつだ…」と思われてるのが面白すぎるな。
王太子は普通宮廷魔法士の仕事探しの場には来ないでしょう。
……まぁそもそもオスカーは普通じゃないからな……。
だって、帰ってきたものが居ない魔女の塔に王太子が供を一人だけ連れて挑んだりもしませんけど。
そして今回の目玉は、剣の訓練に参加するティナーシャ。
髪をまとめて動きやすい服装になってるのが新鮮でいいですねぇ。
魔法を使うだけじゃなくて、剣も出来るとか、長く生きていた経験を感じさせる。
将軍職のアルスを驚かせるくらいの腕はあるみたいですし。
「彼女はいったい何者なんだ……」という疑いの目を向けている場面が、ティナーシャの後ろ姿というのも良いですよね。
窺い知ることが出来ない、陰りを感じていいんですよね……。
講義シーンも地味に好き。
ラブハプニング公爵(違う)が、登場シーン少ないのに面倒臭い人ってイメージをぶつけてくるのが強いんだよなぁ。
老魔法士が暗躍してるのも描かれてますが、いやぁ、マジに怪しいなあの老人。
よくアレの手を取ろうと思ったな、と感心してしまう。