「そりゃあ、九年もこの世界に居ればな。思い出だって色褪せるもんだろ」
「でも、トールさんはこの世界にも愛着がありませんよね」
気が付いたら異世界に居た高校生、トール。
帰還の術を求めて9年、冒険者として活動をしながら調査を続けていたが手掛かりを掴むことも出来ず。
十年目に突入する日に、この世界に骨を埋めることを決めた。
そして、たまたま立ち寄っていた街のギルドから、指名で依頼を持ち掛けられて。
街を代表する商会と、そこの専属である冒険者クランに絡む問題があり……
3年前に亡くなった商会の代表の忘れ形見である双子姉妹の護衛をする事に。
本文だと姉妹のユーフィとメ―リィは、一卵性双生児で顔も服装も髪型も変わらない、ということでした。
……正直、表紙イラストが服装とか変わってて恐いなぁ、とちょっと思ってたんですよね。
……正直、表紙イラストが服装とか変わってて恐いなぁ、とちょっと思ってたんですよね。
バストーラも映ってるから、2章だったらそこまでおかしくないかなとも思ってはいましたが。WEB版だと明確な服装の描写なかった気がするので。
ただ、挿絵は基本的に同じ服装で書いてくれてて安心しました。
描き分けの都合かなにかで、髪の分け目だけ微妙に変わってましたが。流石にそれくらいは許容範囲……とか言うと無駄に偉そうですけど。
誠実な挿絵好きです。まぁ、あまりこだわりすぎても良くないんですけどね。一歩間違えば「本文と違う! 駄目だ!」って叩く棒に早変わりしちゃうので。
仮に本編中に登場しないシーンが雰囲気重視で登場しても「これはこれで美味しい」と、受け入れるスタンスで居たい。
閑話休題。
ただ、挿絵は基本的に同じ服装で書いてくれてて安心しました。
描き分けの都合かなにかで、髪の分け目だけ微妙に変わってましたが。流石にそれくらいは許容範囲……とか言うと無駄に偉そうですけど。
誠実な挿絵好きです。まぁ、あまりこだわりすぎても良くないんですけどね。一歩間違えば「本文と違う! 駄目だ!」って叩く棒に早変わりしちゃうので。
仮に本編中に登場しないシーンが雰囲気重視で登場しても「これはこれで美味しい」と、受け入れるスタンスで居たい。
閑話休題。
冒険者ギルドの位階が、ギルドが仕事を割り振りしたくなるためのものだって言う設定は面白いと思いました。
複数拠点の防衛や護衛など頭数の必要な仕事が多いので、Aランクになるためには、一定の実力と実績がある5人以上のパーティーでないとAに昇格できない。
だから、Bランクにも単純な戦闘力ではAランクに引けを取らない人材がいる、とか。
ダンジョン探索に精を挙げていて、ランクを上げる事に興味がないからDランクだけど、B昇格の条件を満たしてる、とか。
能力重視の序列制度もあるので、両輪で評価してるってのも良いですよね。
ボッチBだ、とか言ってるトールが評価を受けてる部分が示されてますし。本編で明かされる場面が熱いので口絵でバレてたのは残念ですが、カラーになってて嬉しいジレンマ。
双子と初対面の時、室内で武器を構えているのに気付いて先んじて声掛けしたり、細かい加筆がトールの確かな実力を示してる感じで好き。
ダンジョンに入って落ち物を発見するパートと、それがギルドでどう処理されるのかの描写も加わってましたね。WEBからの読み味を損なわず、上手く補足してる感じが良かったです。