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「えへっ、簡単に弱音を吐いちゃいました」

(略)

「私のこと……助けてくれますか?」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

1巻では愛音と絶頂改装をして、彼女の記憶の断片が蘇る、なんて副産物が有りましたが。

力を発揮したことで敵に目を付けられて、狙われるんだから痛しかゆしと言うか。

その物言いとか、愛音の反応を見るに絶対過去を知る関係者なんだろうなぁ……みたいな推測も出来るので、いずれ遭遇する出来事ではあったのか。

 

エロい事をしてエネルギーを充填する。

彼女達が戦い続けるためには、必須の作業であり……司令部から全面的なバックアップや許可も出ている状態。

しかしまぁ、最新のテクノロジーを駆使して「接続改装を効率よく行うためのシミュレーター」を作り出していたのは、傷無じゃないですけど膝を突きそうになりました。

 

「これだけのテクノロジーに……設備に、なんという魔改造を……」

「我ながら、英断だったと思う」

 

ってやり取りには吹きました。思い切りがよすぎる。

必要に応じてつかっていましたが。SM趣味が発露されたり、ヒロイン達の性癖が濃いなぁ……とは。これ、絶対もっとヒロインが増えるんだろうし、シチュエーションの差別化大変なのでは? と変な心配をしてしまった。

 

風紀委員も務めて、接続改装に否定的だった姫川ヒロイン回、になるのかな。

彼女の過去のトラウマとかの掘り下げがあって、一度暴走して心折れ欠けた彼女が、再び戦場に立つ流れは予定調和とも言われるでしょうけど、王道で良かったと思います。

……合間に挟んでるのが「絶頂改装」なせいで、どうもシリアスになりきれませんけど。それがこの作品の味だからなぁ……。