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「芙蓉妃が羨ましいなんて言ったら 私はひどい女かしら」

「そんなことはないと思います」

 

ヒーロー文庫作品のコミカライズ。『薬屋のひとりごと』は、こちらのビッグガンガン版の他に、サンデーGXからもスピンオフとかではなく同じ時系列でのコミカライズが進行してる、少し変わった展開の仕方をしてますねー。

訴求範囲を広げたい目的とかがあるんだろうか。買い間違える人とか出そう。

 

中華風高級世界のファンタジー。

花街で薬師をしていた猫猫は、人さらいにあって後宮の女官として働かされることに。給金が人さらいどもに流れるのが癪で、文字が読めることなどの技能は伏せていた。

けれどある時。帝の子供が亡くなる「呪い」の噂を聞いて。

ふらふらと後宮内をさすらって、妃たちの様子を垣間見たことで「呪い」の真相に気が付いて。

 

直接言及する事のできる身分ではなく、スカートを割いて即席の手紙を残し、忠告して。

それを聞き入れた妃の子は助かって、無視した方は亡くなった。それに恩を感じた、助けられた妃の方が、手紙の主を探し始めて。

不審な動きをしていた女官、という断片情報から猫猫を見つけ出したのはお見事。まぁ、特徴に合致する女官を全員集めて探し当てるって言う力技ではありましたけど。

 

妃付きの女官として、出世する事になって。毒味役を務めることに。

猫猫、マッドサイエンティストで自分でいろんな薬とかを試してるせいで腕がボロボロで……それを見て、他の女官が「可哀想な子だ」と同情して仕事を引き受けてくれてるすれ違いには笑いました。

結構さくさく描写されていて、好みの絵柄だったのでサクサク読めました。