「メチャメチャ利用されてる……」
「姫は人生たのしそうよね♡」
様々な魔物が住まう魔王城。
そこには風呂も常設されていて、虜囚の身である姫にも与えられていたとか。
ただまぁそこは人間のサイズを見誤ったというか、「遠くから見た時はニワトリぐらいちちゃかった」ってそりゃ遠目に見たらそうだろうよ……。
文句をつけるのではなくて、そこから理想の風呂を自作しようとする辺りがスヤリス姫……
その後も氷の魔物たちを言いくるめて、自分の住まいを住みよくしてるのは笑う。チョロイなぁ、魔物たち……。
1巻からでしたけど、姫が脱走しててもなんか平然と動き回ってるのを受け入れてるのも笑える。もっと焦れ。囚われの姫を脱走させるな。
でびくま達を完全に篭絡してるから、難しいとは思いますけども。
修練大会と言う名の運動会開いたり、魔物たち人との争いが激化しているという割にのんきですよね。蘇生魔法があるからだろうか。修練大会の名の通り、経験値を稼ぐという意味合いもあるそうですが、姫の暴威で無茶苦茶になってるのはすごい。いや、なんで参加してんの……?
でびあくまの寝床の絵面が微笑ましくて好きです。あと、魔王たちが勇者の「冒険マップを外れて迷子になってる問題」について話し合ってましたが……魔王自ら倒すために、敵を強化してみるとか、マッチポンプが凄いなぁ。姫に全部計画台無しにされてましたけど。警備ガバいよ。
今回も本当にツッコミどころばっかりでしたが、笑わせてもらいました。