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「ああいう魔物は普通、倒してもロクに素材が取れないんだ。でもああやって安定させてやれば、素材が取れる。どうせ倒すなら、そっちのほうがいいだろ?」

(略)

「あ。倒せるのは最初から前提条件なんですね……」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで331日まで。

魔族が命と引き換えに残した魔法。魔物を大量発生させて王都を襲撃させようという大掛かりな工作。

それもマティアスにかかれば魔石や素材がたくさん手に入るチャンスになるんだから、なんというか桁違い過ぎて笑うしかない。

 

魔物の襲来に備えた特訓や準備が進む傍ら、学園行事は恙なく行われて文化祭とかやってましたが。そんなタイミングか……? この辺りまでWEB版で読んでた気がするんですが、料理パートあったっけな……。私の記憶は割とガバガバなので自信はない。

第二学園は実力主義と言うこともあって、マティアスの無詠唱を取り入れるのにもためらいがありませんでしたが。

 

第一学園は、魔族によって歪められた定義で増長していた栄光紋の人々が多く、方針転換に対しては抵抗が激しいとかで。

最終的には、国王の指示に背いた学園長を排除した上で従わせる、という力技を取ってましたが。国王陛下がこっち側だから取れる技ですなー。

 

で、実際作戦を実行して。魔族の襲撃とかもありましたが、準備期間があったので割と危なげなく対処できていた印象。

アルマとルリイだけでもある程度対処できるようになってるのは驚き。スキルアップの速度が速すぎるのよ……。

魔物襲撃を撃退した所で今回は終了。この騒動の影響が残ってそうだから、大きめの迷宮に向かおうとするようですけど、まーた騒動巻き起こすんだろうなぁ。