好きラノ2021上期に投票します。
本当はもう少し新作を読みたかったんですが、積読消化が間に合わないと判断したので読み終わった分ら10冊ピックアップしてきました。シリーズ物と新作で一応半々にはした。
読み終わった分だけが私の武器だ! ……前も言った気がするな、コレ。
1、Unnamed Memory VI 名も無き物語に終焉を 古宮九時 【21上ラノベ投票/9784049128055】(感想記事
イチオシシリーズ完結巻! 発売当初は3巻までで終わるかも、と言われていたので感慨深いですね。おまけに、好評だったのか本編後のエピソードも書籍化されていくようなので楽しみです。
Act.2になって変わった立場にオスカーが戸惑ってるのだったり、これまで見せた事のないティナーシャの顔が見られたのは面白かったですし、書き下ろしの章ではWEBでも存在していることしか示唆されていなかった時間について記されたのが印象深かった。



2、異修羅IV 光陰英雄刑 珪素 【21上ラノベ投票/9784049135329】(感想記事
通り禍のクゼみたいな、飄々としたキャラ造形がそもそも好きなんですけど。
今回は彼の抱えていた事情が明かされるエピソードが入っていて、それの重さが「本物の魔王」によって壊滅的に追い込まれた世界を良く表してると思うんですよね……。
そしてサブタイトルが「光陰英雄刑」って言うのもまた良い感じで、表紙でクゼとロスクレイが対比する形で描かれているのも、味があって好き。



3、お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(4) 佐伯さん 【21上ラノベ投票/9784815608279】(感想記事
周と真昼は相変わらずの距離で交流を続けていますが、足踏みしちゃってる周に真昼がどんどん攻勢をかけているのが良いですね。甘い。
意識しすぎて夢に見るくらいな周くんは、本当に早く覚悟を決めてしまえ……って感じだったんですが。恋する乙女は強いですねぇ、と言う感じで一つ。


4、わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) (3) みかみてれん 【21上ラノベ投票/9784086314121】(感想記事
表紙にもなった紫陽花さん主役回!
1巻当時から彼女のことが好きだったのでメインを張るエピソードが来てくれたのは嬉しかったですね。
れな子視点で天使と言われたりもしてましたが、あくまで普通の女子高生なんだよと描いてくれた話でもありましたし、紫陽花さん視点でれな子が天使の様になったりする辺り、見え方の対比が上手いなぁと思いました。



5、グリモアレファレンス(2) 貸出延滞はほどほどに 佐伯庸介 【21上ラノベ投票/9784049137293】(感想記事
地下に広大な「図書館迷宮」がある宇伊豆学園。
主人公たちはその地下を探索する委員会に所属して、貸出要請の入った本を回収したり、ボーナス馬手に先に進み続けていた。
そんな中で主人公の守砂隊は、「迷宮の探索」をメインに行っている変わった隊で……。隊長の能力が本当に探索特型なのが新鮮でいいなぁと思いました。
2巻では、図書館の業務の広さが示された、というか。宇伊豆学園で扱っている書物の特殊性から、実際にはない直接回収する督促業務があったりするのは面白かったですし、男子たちの結束が愉快なエピソードが収録された連作短編形式になっていました。



6、サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと 依空まつり 【21上ラノベ投票/9784040740355】(感想記事
魔術を扱うのに詠唱が必要な世界。主人公のモニカはあがり症で人前で上手くしゃべれない少女で……解決策としてあがり症を克服するのではなく、「無詠唱」で魔術を扱う術を編み出した天才。
その才能を認められて七賢人という役職を与えられたが、隠棲して書類仕事をしていた。そんな彼女に七賢人の同僚が、王子の護衛任務を押し付けて学院に放り込む、という話です。
本人の自覚的には補欠合格枠ですが実力は確かで、日常のポンコツ感とシリアスパートの格好よさのギャップが光る作品です。



7、聖貨を集めて、ぶん回せ! 青木紅葉 【21上ラノベ投票/9784040740867】
WEBからの書籍化で、原作も好きなので購入した作品。
この世界には「聖貨」と呼ばれるアイテムが存在し、それを集めると特殊な効果を持ったスキルやアイテムを獲得できる「ガチャ」を回せるんです。
異世界転生TSモノで、気づいたら孤児の幼女になっていた主人公。孤児院でそのまま育つとあまり良い未来が待っていないために、ガチャで得たものを活用して逃げ出して……。その先で出会った令嬢に保護されて、彼女の下ですくすくと育って冒険したりする話です。読みやすくて良い。



8、虚ろなるレガリア Corpse Reviver 三雲岳斗 【21上ラノベ投票/9784049132526】(感想記事
三雲岳斗先生の新作! 龍とその直後に現れた魍獣と呼ばれる存在によって日本が壊滅。
日本人がほとんど死に絶えた世界で、特殊な力を持ってしまった主人公です。彼は荒廃した街から美術品を回収する仕事をしていましたが、そこに「魍獣を操る力を持つ謎の存在」の下へ案内してほしいという依頼が持ち込まれて。
報酬が彼の目的に沿うものだったので受けることにしていましたが……。いろんな思惑が入り混じっているなぁ、とは思いました。キャラも多いのですが、情報の出し方や場面の見せ方は流石のベテラン作家さんでしたね。今後に期待できるシリーズだと思います。


9、神は遊戯に飢えている。(1) 神々に挑む少年の究極頭脳戦 細音啓 【21上ラノベ投票/9784046801654】(感想記事
こちらも作家さん買い。神様のゲームに挑む人類の話。
神様たちはゲームで暇を潰せるし、人類側はゲームに参加する事で得られる能力を現実世界でも使うことで開拓を進められたり、ウィンウィンの関係ではあるようです。
中でも神様相手に10勝を成し遂げたら、願いを叶えてもらえると言われているそうですが……3敗したらゲームに参加できなくなるというルールもあって。1勝するのですら大変だとか。
主人公は近年最高のルーキーとされる少年と、自分がゲームに参加したくなった元・神様の少女。大規模なゲームでは人数が必要になるとあって、今後チームが増えていくかもしれませんが、二人のゲームに向かう姿勢が真摯で、熱い作品でした。


10、時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 燦々SUN 【21上ラノベ投票/9784041111185】(感想記事
ヒロインのアーリャは、主人公に惹かれていて……時々ロシア語でボソッと、伝わってないでしょと思いながら想いを伝えたり、からかってくる。
けれど主人公は、ロシア語が分かるという学生にしては珍しい特技を持っていて。それを打ち明けるタイミングを逃し、彼女のデレをぶつけられる日々。
いやはや、微笑ましいというか。見ていると口角上がっちゃう感じのラブコメで、好きですねー。稀に見る重版が掛かってるみたいで、そこはちょっとびっくりしてるんですが。近く2巻も出るようですし、それ次第では更に化けそう。