「小太郎…やるよ…!!」
「“姫様を守って敵を倒す”ため 一か八か…!! この一手に賭けるしかない!!」
パライソに手傷を負わせることには成功したカルデア一行。
姫様を守るマスターと小太郎、パライソを追う武蔵ちゃん。両方でパライソの猛威が発揮されるんだから、なんとも厄介な状況ですが。
それでも守るために戦うのだと抗う覚悟を示すマスターの在り方が好き。
影鯖の見せ方がやっぱりうまいよなぁ、と思います。
キャスニキの宝具で敵の目を奪い、武蔵ちゃんが大蛇にとどめを刺すコンビネーションはお見事でした。
下総は巻き込まれたマスターの物語であると同時に、武蔵ちゃんの在り様を示す話だと思っているので、どっちもしっかりと描いてくれるのが好きです。
一件落着した後の「間に合っ てはないかな!!!」の流れが笑えて好きです。この
惨劇の中で、コミカルな画を見せてくるのは凄い。
まぁ武士の左近とかは、敵の力が人知を超えている事も、対応のために藤丸達が適任なことを理解した上でなお甚大な被害に震えていて……江戸からの援軍が来ることに喜んでいる素振りがありましたが。あっさりと蹴散らされていて、サーヴァント相手に人間は無無力だというのを実感しましたね……。