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全力を出し切ったあの日が消える。同じ試合なんて一つもない、正真正銘のやり直しだ。

――それでも、俺はこんな最後を認めない。

 

タイトルで序盤の雰囲気が分かる系の作品。

SFモノですね。「未来に死んでしまう」主人公を救うために、未来から来たとヒロインが宣言して来る話ですが……なぜか、それが三人も居て!?

未来人同士が「未来の記憶がある」事に気が付いてしまうと、記憶が失われてしまう為彼女達が協力することはありません。

 

そもそも、クラスメイトの笹篠明華と後輩の迅堂春は主人公と交際した未来からやってきた、というあたりで主人公を取り合ってるライバル関係みたいな所がありますからね……。

女子がバチバチやっていると、必然的に未来の知識がこぼれそうになって、それぞれの記憶が消えてしまうも知れない、と主人公が内心ひやひやしてる辺りはコミカルです。

彼の親戚の松瀬海空もまた未来からやってきた存在で、このループ現象に関与してはいるけれど、誰が使っているかは分からないという塩梅で。

 

最初は未来人たちから齎される情報に困惑して、振り回されていることも多いですけど。予言されていた事故を回避できたと思ったら、新たな障害が現れて。今度は主人公がループを使って人を助けようと奔走するのは格好良かったです。

すぐ正解に辿り着けるような万能性はないけれど、等身大の主人公と言う感じがして、ヒロインが好きになったのも分かるなぁと言う感じ。この時点だと春ちゃんが好きですねー。