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「じゃあ騎士になります!!」

プラモを作るのが趣味だったサラリーマン。

彼は事故で死に……異世界へと転生してしまった。両親から見ても、賢くて良い子ながら退屈そうにしていたそうですが。

シルエットナイトという、こちらの世界の魔法で動くロボットを見た瞬間、彼の人生はロケットスタートを決める事になるのです。

 

エルの目がキラキラしている様とか、魔法行使の際の規格外さとかが絵で示されてていいコミカライズですねぇ。

彼の屋上散歩を見て、長い付き合いとなるキッドやアディと出会ってますが。なるほどアレをみたらそりゃあ声の一つもかけたくなるってものでしょう。

夢に向かって突き進む彼の影響を受けて、最初は普通の子だった二人も著しく成長していくのが面白い。

(家出しなくて正解だったろ?)(しようとしたからエル君に会えたんじゃない)ってコマの口をとがらせてるデフォルメアディが可愛い。

 

ロボットに乗りたいけどエルは体躯が小さくて、身長制限に引っかかってしまう。ならば自分で適合したロボットを作ればいい、と乗りこなすための授業ではなくて、作るための授業を受けに行く辺り愛が激しい。

その為に、本来なら受けないといけない授業を、「受ける必要が無いくらい習熟してる」と圧倒的な才覚を示して、免除を認めさせてたし。彼の敵には回りたくないなぁ、と思う一エピソードですが、止まらない暴走特急っぷりを示してて好き。