「これからどんな日々が待ってるんだろうね」
「少なくとももっと賑やかにはなりそうだな」
王女摂政宮のセレスと、帝国皇帝のコンラート
二人がお忍びで古都を散策している時にたまたま出会い、お互いに一目ぼれするとか、天文学的な確率すぎて笑う。
先帝である祖父の才能に及ばないと思っているコンラートは、コンプレックスの塊になってしまってたようですけど。初めて好きになった人のために、かなり決定的な選択が出来たのは何よりでした。
しのぶちゃんの記憶力、本当にすごいですよねぇ。
前の巻でもお客さんが初めて頼んだメニュー覚えていましたし、2回だけしか訪れていないセレスの情報をかなり正確に伝えられてたし。
更に言うなら、コンラートが皇帝陛下であることも、彼の祖父が訪れていたことから察しがついていたようですし。
セレスが弟に嵌められていましたが、弟なりに姉の幸せを願っての事みたいでしたし、いつか和解できればいいですねぇ。
まぁ、コンラートとセレス間の想いは確かなようですし、幸せにはなってくれそうですけども。