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「あなたは、頑張りましたものね」

「うん。人様の国で頑張った」

 

ヴェルが他国で酷使されすぎなんだよなぁ……ってなって、帝国編は本当に乗り切れないんですが。

テレーゼ達に協力してニュルンベルク公爵派と戦い、師匠を召喚できる魔法使いターラントを撃破したり打撃を与えて撤退させることには成功。

しかし、ニュルンベルク公爵は粛清で血の雨を降らせたくせに、皇帝はそのまま生かしておいて、テレーゼ達の行動を邪魔する手を打ってくるんだから策士ではある。

 

それによって状況が停滞して、なおのこともどかしいんですよね。

自分の領地の開発が気がかりでしかないのに、状況を整えるためとはいえ帝国で街の開発をする羽目になってるのとか、芸は身を助けるって感じはしますが、もどかしい。

彼のところに、皇帝の三男であるペーターがやってきて。自分が権力を掴むためにヴェルに密談を持ち込んで。

さすがに資金提供はしてもらってましたが、ペーター自身の器量で積み上げてきた仲間とかと、立場を確立するまで行ったのはお見事。

 

帝国内部の内紛も最終盤になり、ニュルンベルク公爵を彼の領地まで押し込むことには成功。しかし、古代遺跡に籠城する構えを見せており……転移・飛翔を封じる魔道具を破壊するなりしなくてはならない、と敵の防御を打ち破るために武器開発を始める羽目になってるのは笑った。