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「シェラ。おれは必ず戻る。約束する」

(略)

「――きっとですよ」

 

日常パートのエピソードは結構好きなんですよね。

ジンジャーが目をかけている演劇少女のベティ。役にのめり込みすぎる危うさもあるようですが、その性質がピッタリはまるとかなり良い演技をするようで。

 

そんな彼女が今度、腕利きの女剣士を演じることになったけれど、上手くイメージできなくて。ジンジャーの口利きでリィを紹介される、という流れ。

最終的にレティシアとの模擬戦を見学する事になって、常識離れしたその戦いを通してしっかりと役を掴んでるのが良いんですよね。

別件ですが、アーサーが「頼りになる」と言われて余韻に浸ってるシーンが気に入ってます。

 

一方、厄介な事件の方も状況は動いていて……。前回ケリーを誘拐したのと似た、死者蘇生・長命の手法を求めている老害たちが、今度は黒い天使ことルゥに接触。

ルゥもあっさりとついて行っちゃうんだもんなぁ。今回は、彼が手出しできない存在についての情報が漏れてしまっていたために、大分厳しい状況に立たされてしまってました。

敵が話の通じない狂人で、どうにも残念な部分はあります。敵にも魅力があって欲しいと思うタイプなので。……ただ、ある程度ネジが外れてないとリィ達や怪獣夫妻に干渉しようとか思えないのも分かるので痛しかゆし。