ico_grade6_3

「まあ、とりあえずは目先の事全部片付けるしかないよ」

 

エルフの森編、真エピローグまでを収録。

あらすじで、ダンジョンとっとと踏破して素材回収しないとなぁと思ってる宏はどこまでも職人ですよねぇ。安心した。

 

分断されて宏のエルフのアルチェムだけでボスと対峙して、宏が負傷するレベルの攻撃をしてきたのは焦りましたが。

他のメンバーが、途中でダンジョンのループする罠に囚われながらも、必死に追いついてくれたのは良かった。力を合わせてしまえば、難なく片付いた感。アルチェムの巫女としての覚醒とか、色々重要そうなエピソードは挟まってはいますが。

 

エルフの村で米の栽培とかがされていたから、技術交流したいって言うのは欲望に忠実でいいと思います。

その為に転移陣まで設置してしまうっていうんだからアズマ工房の行動力は凄い、というか。まぁ、神様ネットワークもあるみたいだけど、行き来が簡単になるのは良い事ですよね。

 

帰還方法を探しているメンバーは、アランウェンから「詳細は知らないが、帰還方法は存在する」という伝言を聞いて。それを教えてくれないアルフェミナよ……聞かれるまでは黙ってた、という理屈は神様的に通るんだろうけどもどかしい。舞台装置を自称してるし、ある程度縛りはあるのかもですけど。

春菜が好意を自覚した上で、工房関係者が誰を応援するかとか外野で色々言ってはいますが。話のネタにするだけで、過剰に干渉してこない雰囲気なのはちょっと安心した。

アランウェンとの邂逅とそれに伴う事後処理でしばらくファーレーンで過ごしてましたが、それも終わったので6巻ではまた違う国にいく形になりそうですねー。次の国では何を作っていくのやら。