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「悪いな 僕は冷たい男だからさ」

 

コミカライズ完結巻。完結しちゃうのか……残念。

まぁ、コミック2巻で原作1巻分のエピソードをしっかり描いてくれてたので、区切りが良くはあるんですが。コミックで興味持った人は、原作2巻のプロローグ部分まで続けて読んでほしいなぁ。1巻エピローグの直後の時間軸からはじまる新設設計ですよ。

 

扉絵カラーで灯火、小織、陽星、玲夏のドレス姿が描かれててそれぞれ可愛いんですけど……玲夏は、ヒロイン枠なの??? とか。

コミック範囲だとヒロインとして登場してないから仕方ないけど、まなつちゃんVer.も見たかったな……って気にはなりましたね。

 

露店で小織と会って「都合のいい奇跡なんてない」という話を聞いて。その後実際に、星の涙によって失われたものを直視させて。

伊織は灯火が星の涙を使う事、あるいは使い続けていることを止めようとするわけですが。彼女も中々頑固ですからね……。

立ち去った彼女を一度は取り逃がしても、家が分かってるんだからと踏み込んでく伊織のメンタルの強さは素直に尊敬する。

 

その後状況が悪化したりもしましたが、なんとか乗り切れてよかった……と言う所でおしまい。

後々の事を思うと、この段階で灯火ちゃんが与那城玲夏と伊織を仲直りするように背中を押してくれてたの、大きいんですよねぇ。ファインプレー。

 

細かい所だと第7話の「入れ替わる…?」の後の姉妹のコマ、2人よく似てたんだなぁって改めて思いましたし。突然に家に来たことを咎めたら「お前にだけは言われたくない」って言われて「うぐっ…」ってなってる灯火ちゃんがなんかツボだったり、顔芸も楽しいコミカライズでしたねー。