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俺は、あいつに救われていた。

――だから、助ける。

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1130日まで。

スロウは原作知識を活かして帝国の斥候を追い払い、イベント条件を排したハズだったのに迷宮都市への攻撃が始まってしまったことに焦っていて……。

それでも出来ることをしようと奔走する辺り、真面目です。

振り回されてるシャーロットの事ももっと気にかけてあげてとは思うけど。……ちゃんと「約束も守れない悪いスロウちゃんなのだ」と自覚してるだけマシか。

 

自らを鍛えるために迷宮都市に踏み込んだシューヤ。エルドレッドの囁きを聞きながらも、先達に気に入られて、着実に腕は上げていたみたいです。

まぁ、他国の王女であるアリシアを伴ってやってきたのに、彼女をほったらかしにしてるのはちょっと頂けませんが。冒険者は都市防衛のために注力してたから無事でしたけど、もし目端利く人間いたら、害されててもおかしくなかったのでは?

 

スロウにちくちく言われて、多少叩きのめされても仕方ないと思ってしまう。

……まぁ、シューヤがスロウをライバル視してるみたいに、スロウもシューヤに複雑な感情を抱いてるようで、だから互いに引けずに喧嘩する羽目になったりもしてましたが。頑固者どもめ。

実質戦争の入り口だったわけで、かなりの被害も出ましたが、それでもスロウ達は生き延びた。とはいえ帝国に居るはずだった闇の大精霊とまで遭遇して、貸し一つ作る羽目になったのが今後どう影響するのやら。