「俺は、勝つなんて経験を滅多にしてない、そんなに気にすることはないだろ」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで11月30日まで。
……今回の展開は、正直好みから外れまくってた感じがしますね。転売ギルドが抱えていたギルド証を放出したことで中小ギルドが乱立して、名前が広まっていたユンは勧誘合戦に悩まされることに。
PK関係者までやって来て脅しつけてくるんだから、厄介と言うか。状況が落ち着くまでひと気の少ないエリアで遊ぶ「雲隠れ」をすることにして。
そうやって出向いた先で、無謀な挑戦をしている新人プレイヤーの少年少女に遭遇。見過ごすのもアレだからと口を出したら、少女の方が噛みついてきたし(後に多少改善していったけど)。
友人に素材採集に誘われたら、苦手としてるホラー系の敵が出る洞窟で。そんな所に連れ出したくせに説明不足でユンが混乱の状態異常に陥ってたし。
なんというか全体的にユンが振り回されまくってる感じがして、肌に合わない展開だなぁとは思いました。
雲隠れも新人に手を出すのもユン自身が決めた事なので、彼の軸がぶれてないのは良いと思うんですが、苦虫を噛んだような気分になったのは確かですね。
未知のクエストを見つけたものの、少人数で攻略できるようなものでも無くて持ち越し。4~5巻で上下巻構成みたいですね。