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「いい機会ですし……うちの両親に……ご紹介しようかと」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

強欲の邪神との戦いで、ロレンの持っていた剣の秘密が明らかになって。ラピスが実家から持ち逃げしてきたものだとは言うけど、彼女自身も由来を詳しくは知らない。

だからここは一つ、事情が分かる彼女の家族に会いに行ってみようじゃないかと提案されて。魔族の評判を聞いて育ったロレンが思わず逃亡を選んだのには、ちょっと笑ってしまった。

 

借金に対して少しずつでも返していこうって姿勢を見せてたロレンでも、嫌なんだなぁ。結局は行くことになってましたが。

ラピスが両親へ紹介したいって言いだしたことを汲んで決断したのは良かった。

 

で、魔族領に行くことになったわけですが。どうせならお金にしようと、魔族領の調査依頼を受けることにして。

いざ向かってみれば、魔族領に行くのに当てにしていたドワーフの行動で異変が起きていて。現地で知り合いと再会して、協力して踏み込むことに。

トラブルに愛されてますね……。視界が悪い中で蜘蛛の餌になるのは嫌だなぁ。だからこそ必死で逃げる羽目になってたんですけど。

変わった個体にロレンが懐かれたり、得る者が全くなかったわけではないですけど……異変の裏側で好き勝手動いてる存在が居たのは頭痛の種ですなー。