「三雲もそうだが『自分を認めてくれる仲間』がいなくても結果を出せるかどうかが問われるってことだ」
巻頭カラーイラスト、玉狛支部のメンバーの和気あいあいとした感じが出てて良かったですねー。
遠征選抜試験関連のエピソードで、今までやってたランク戦と比べると静かな展開が多いんですが、それでも面白いのが凄い。
まずは完成した11部隊を、A級はどう評価するのか。
閉鎖環境で問題が起きそうなところ、順調そうなところ。とりまる先輩が、氷見さんの印象他と違ってるのとか、それぞれで見えるものが違うのを端的に表現してて良い。
それを見た時の上層部の分析の際に、唐沢さんが諏訪7番隊あげて三雲贔屓を他2人にツッコまれてる場面は笑えた。一応、別の理由があるらしいですけど
そうやって外部からの解説だけじゃなくて、臨時隊長の口からコンセプトの解説をさせたり情報が順に出てくるので分かりやすい。
諏訪さんがくじの細工を見抜いていたリ、思っていたよりも視野が広い人だったんだなぁと、ガロプラ戦の時に外で指揮任されたのは伊達じゃないな感。……いやあの時は速攻で二宮に振ってましたが、適切な判断できるってことですしね。
臨時隊長が選ばれた基準とかもしっかり考察してましたし。修にアドバイスとかもしてたし、頼りになるわ~。
他の部隊も考えながら構築してる中で、若村のまだ及ばない感じが新鮮です。ワートリの学生たち、スペック高すぎるんですよねぇ……。
巻末には、初日終了時点での評価が掲載されてましたが。諏訪7番隊のエース、香取が得点1番だっての嘘はついてないけど、A級評価が最下位だったのには笑った。
他には漆間と菊地原もマイナス入ってて、漆間このままだと目的のボーナス遠いのでは? って気になったのと、菊地原なんで遠征経験あるのにマイナス貰ってるのよ……それだけチームの騒々しさにやられたか、非協力的だったのか。