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「やれるだけのことはやってみます――誰よりも大切な、あなたのために」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1月31日まで。
黒き太陽に住む魔神によって多くの存在が滅ぼされ、生き残った人々が文明を再興させている世界。人類が全滅することなく、辛うじてでも生き延びられていたのは、魔神が覚醒する前後に賢者と呼ばれる存在が生まれていたからだった。
2000年前の災害を初代賢者が。1000年前には4代目が。それ以降賢者は生まれず……3度目の災害を5代目賢者であるリンネが打破した。
しかし、魔術の才能を持つものは減少し続けており、1000年後も阻止できる賢者が生まれる可能性は低いとリンネは考え……。
自身の弟子であり、6代目賢者に相応しい実力を持つ主人公ラグを遠き未来に送り、救世の可能性を遺そうとした。
ラグは偉業に興味はなく、重荷を背負うのも気乗りはしなかったが……リンネに庇護され、彼女に恩を返したかったために、師匠の願いを無下にも出来なかった。
そして術式は見事に働き、1000年後に彼は目覚めることになるわけですが。
未来の世界には魔神黒い太陽が存在せず、彼が封印された師匠の住まいも、人類最後の砦出会った街の面影も消えていた。
さらに魔術についての知識も断絶していたようで……困惑する事しきりですが。幸いにして人が良い少女と出会い、そこからこの時代でも重要度の高い学院に潜り込むことに成功して。
情報収集しつつ、知り合った少女の問題を解決したり。未来に残された課題と向き合うことになったりするわけですが。
弟子を送り込んだ後も戦い続けていた師匠の置き土産は、色々と重かったですね……。