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「――君は何者だ?」

 

神殿の側仕えを増やすことにしたマイン。

ヴィルマとロジーナを迎え入れますが……前の主の常識を持ち出してくるロジーナに周囲は困惑する事に。

それぞれの意見を聞いて、「わたくしでは貴女のクリスティーネ様になることはできません」とマインは告げます。

 

その直前に、仕事をしないなら必要ないとも断言してますし線引きはハッキリするタイプですよね、マイン。考える猶予を与えたり、ある程度の温情をかける性質でもありますが。

でも、初期にこうして意見をぶつけた上で、ロジーナが変わろうとしてくれたのは良かった。

 

絵本を作るためのインクを作るための準備……から、いざ形にするまでが早いんですよねぇ。ゴールが分かってるのは大きい。あと、マインの熱意も。

とは言え、版画にしようにも線が細かすぎて上手くいかなかったり、最初っから成功するわけでもないですが。目的のためには試行錯誤するの惜しみませんなー。……マイン自身には体力ないから、周囲に割り振る形ですが。それで成果出してるなら問題ないでしょう。

 

子供向け聖典を作るために、平易にした文章の下読みを神官長に頼んだところ、まとまりすぎているために怪しまれることに。

その正体を問う言葉が出たところで終わってるのが、コミカライズの構成として上手い。

……まぁそのあと番外編としてイタリアンレストランの下見風景とか入ってくるので、空気は緩むのですが。

 

巻末SSは「マインと赤ちゃんのお迎え準備」。トゥーリ視点で、タイトル通り新しい子供のために色々と準備している話ですね。年少の子へ下げ渡されていく衣服の中にはおむつもあるみたいですが、時期が悪くもらえるものはなかった。

そうなると自分たちで縫う必要があるけど、マインは縫物をしない。下町のお嫁さんとしては失格なので、言って聞かせないと!と奮起していましたが……母からマインは虚弱すぎて普通の結婚は難しいという話や、かつてあった彼女の癇癪について聞いて。

家族として近いけれど、見えてないものも色々とある、と言う話で難しいものです。