「うん、いいね。一緒に世界を守ろう。ルーグは勇者より勇者だね」
「それはないな。一番遠いところに俺はいる」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで2月28日まで。
即死級の攻撃を叩き込もうと即座に復活するために、殺すことの出来ない存在である魔族。
勇者エポナを狙い襲撃してきた存在を確認したルーグは、必要に迫られた時に殺せないなんてことが無いように、経験を活かした対策を練ります。
彼の馬鹿げた魔力前提にはなってしまいますが、ディアと協力して実際にその手法を編み出してしまうあたりはお見事と言うほかない。
勇者の前で能力を思い切り使った事が露見して、聖騎士なんて役職を与えられ魔族対策を行う羽目になってますし、開発が間に合って良かった。
能力がばれてしまったのは、エポナが口を滑らせてしまったからのようですが。その詫び代わりにエポナの特殊なスキルでパワーアップ出来たし、トウアハーデの利益も父が分捕って来てるから、損はしてないですね、まぁ一応。
普通だったら勇者以外が魔族を倒せるはずがないので、損失が大きくなりそうですがそこはルーグなので……。
というか、1巻で暴れていたセタンタがエポナから強化スキル適用されてた上、今も生存してる可能性が示唆されてるので、後々面倒なことになりそうですね……。
合間合間でヒロイン達といちゃついて、ついに一線を超えたりもして、何事にも全力で生き抜いてるなぁと言う感じがする。