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「だから、これでいいんです。自分たちのペースでゆっくり進みましょう」

「……はい」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで331日まで。

死にかけながらもネームドモンスターの討伐を成功したカズト。モンスターをパーティーに入れる事に成功していたり、上手く世界に適合した感はあります。

ハイオーク討伐は彼のパーティーだけでは成し遂げられず、イチノセさんの助力も大きかったですけどね。それもあって、ついに合流できることになったわけですが。

 

極度の人見知りである彼女には色々とハードルが高かったですね……。少しずつ改善していってほしいところ。……ずっと青い顔されても困りますし。

慌てる事や失敗する事もあるけど、まだ会ったばかりなんだからゆっくりやって行こうとカズトが言葉にしてくれたのは良かったです。

 

自分と同じように犬を連れた少女と遭遇したら、それが幼少期の知人だったとか。後書きによるとWEBと書籍で扱いが大分変ったキャラクターのようですね。

彼女から情報をえられたのは大きいですけど……避難所として機能している学校に、魅了スキル使ってる生徒会長が居たのはヤバかった。

 

いやまぁ1巻でホームセンターを拠点にしてた西野君たちのところに「助け合うのが普通だろうが!」と食って掛かった集団が居たのも見てますし、混乱を最小限に抑える効果は確かにあるんでしょうけど。ヤバいのはヤバいよ。

当人もそれに自覚的で、バレたら逃げるしかないと思ってはいるみたいですけど。その時大切な友人1人だけを連れていければ良いとも考えてるので、歪なんだよなぁ……あの人。

 

危うい所がありながらも、数日を生き延びてきましたが。死後に発動するスキルの存在が明らかになったり、この世界人間に厳しすぎる……。