「罪が蔓延り罰が掻き消えたこの邪悪な世界で 君は一体何を見せてくれる!?」
「カルデアのマスター!!」
タイトル通り、FGOの1.5部こと亜種特異点のコミカライズですねー。
人理焼却を防いだけれど課題も多い。マシュの魔術回路がオンに出来ない状態になっていたり。偉業を成したけれど、本来レイシフトは大仰な申請をしたうえで実行するものなので、勝手に何度もやったことで沙汰を待つ側になっている。
そのため、マスターとして活躍した藤丸のことも、報告では過小評価する事にするとか。処理しないといけない事が多い状況で。大勢にアピールできなくても、マシュが知ってると微笑むコマが好き。
そうやって日常に帰っていく準備を進めていたところ、1999年の新宿に特異点が観測され、またレイシフトを行う事に。
同行させたサーヴァントを弾いて、マスターを高高度にレイシフトさせるとか、対策バッチリされてるんですよねぇ。
そんな彼を助けたのが、新宿のアーチャー。「胡散くさいヒゲのおじさんなのでしたー」のウィンク姿がなるほど胡散くさくも、茶目っ気あって結構好き。
まだ分からないことだらけでも助けてくれたアーチャーを信じたい、と言う藤丸くんも好きです。
赤ん坊を模した爆弾を置いたり、敢えて即死させずいたぶる事で助けを呼ばせ、上のある人間を呼び寄せようとするなど。タイトルと通り悪性に満ちた世界ですが、それでも足掻く藤丸君は本当に主人公してるわ……。