「ちゃんと覚えておくから」
旧友からお前と同じ高校に妹が進学したから、見守ってほしいと頼まれた主人公の太一。
いざ顔合わせしてみたら好みのタイプで、妹の麻衣ちゃんも昔見た時から彼が好きで。そうやって、友人(兄)には伏せたまま付き合い始めた2人を見守る恋物語。
CMも打たれてる飲料を買っていったら、相手も同じ物を持っていて。
太一がそういうシチュエーションが好きなら実演しましょうか、と髪型を変えて見せる麻衣ちゃん本当に可愛い。
そしてそんな太一君が秘密を打ち明ける相手として、別の幼馴染である拓実くんに打ち明けたりもしてましたが。彼は彼で、明かせない秘密を抱えていて。
拓実君とその恋人や、9話前の描き下ろしで「バイト中に芸能人ぽい人来た」って言ってる子だったり、他の作品でこれまで描かれてきたキャラ達なんですよね。
志摩先生の作品って結構他作品との繋がりというか、読んでる人が楽しめるオマケが盛り込まれて楽しい。
デートしたいけど、友人に秘密にしているから近場だと悩む。
たまたま行先が被るなんてこともあるでしょ、なんて部活の先輩に唆されて。隣の席で映画を楽しみつつ、その後のカフェでは隣の席に座りチャットでやりとりする。
「秘密にしている」というシチュエーションを楽しんだりしていて、良い青春送ってるなぁと思ったものですが。
そこで肝心の友人(兄)が女性を連れて歩いてる場面に遭遇。妹には干渉して来るくせに、自分はデート?してると言う事を探ろうとし始めましたが、お兄ちゃんに認めてもらうために彼の事情を探るイベントも挟まっていくのかな。
熱烈アピールした後照れまくってる麻衣ちゃん可愛いし、もっとイチャイチャもしてほしいですけど。志摩先生作品なので、そこはシリーズ中でしっかり描いてくれるだろうって言う期待がある。今回も程よく甘くて満足でした。もっと糖度増してくれてもいいのよ。