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「わかってる。だから……わたしは……わたしだけの光を探す」

 

死者の兵団を率いるエレノアと対峙した司令官イヴ。

圧倒的な剣の冴えを誇るエリエーテと、彼女は別の道を選んだ上で抗うリィエル。

因縁の相手パウエルと相対したアルベルト。

敵の3幹部と直接戦える状況を整えたという点では快挙ですが、逆にこちらの反攻の芽を潰されるかもしれない、中々緊迫した状況。

実際、諦めずに戦い続けてはいましたがそれぞれの戦場で厳しくなる瞬間はありましたからね……。

 

でも抗っているのはイヴ達だけではなくて。

バーナードやクリストフ、変態紳士なツェスト男爵ですら天の智慧研究会の実力者を撃退していたのはお見事というか。研究者フォーゼルも牙を秘めていて、時間を稼いでくれてましたし。

リィエルとの絆を育んできた生徒たちだって、忘れてはいけないでしょう。

そしてそんな彼らが、最後の最後踏みとどまって抗う事ができたのは、彼らがそうやって走り抜けてきたグレンという人物を知っていたから。

 

全く。この戦場にいないのに、抜群の存在感じゃないですか。

そして、そうやって期待のボルテージが上がったところで満を持して登場してくれたのは熱かった。

まぁこの後の展開としては、苦戦しつつもグレンなら勝ってくれるだろう、という希望を抱ける状況が整ったわけですが。最後の最後に横やりを入れてくる輩がいたんだから驚きです。

いや、確かにそこの決着も必要だろうとは思ってましたけど、本当に絶妙なタイミングで割り込んでくるな……。