「うん。……ごめんね、面倒くさいヤツで」
「いいよ。そういうところも、俺は可愛いと思う」
イラストレーターが長部トムさんから、日向あずりさんへ変更になったみたいですね。
残念ではありますが、日向先生の絵柄はコレはコレで好きなので、違った雰囲気のヒロインを楽しめると思っておきましょう。
友達以上恋人未満な関係を続けている前原君と朝凪さん。
でも、朝迎えに来てくれたり手を繋いだりと、「実質恋人」みたいな状態ではあって中々糖度高くて良かったですね。
夕はそんなじれったい2人をからかう楽しみを見出したりしてるし。前原君がクラストップの女子2人と親しいのを見込んで近づいてくる男子も居たりしましたが……ひょんなことから仲良くなったりして、交友関係は少しずつ進んでていいですね。
そんな中で、ついに朝凪家の父と兄に挨拶するイベントが発生したりしていましたが。
温かい家族を見た事で、離婚してしまった父母のことだったり、離れていく父の心のことだったりを思って、涙してしまう場面もありました。
踏ん切りをつける為に必要なシーンだったとは思いますけど、前原父はちょっと苦手なキャラだったなぁ。まぁ、しっかりと問題点に気付いたら声かけてくれたり、義務は果たしてるんですけども。うーん。
朝凪さんの父親が、前原君の頑張りを認めてくれたのは良かったですね。
そうやって重石になっていた事柄に決着を付けて、しっかりと海との曖昧だった関係にも答えを出したのは偉い。
全体的に海の可愛さがマシマシで良かったですね。特典SSもメロンブックスのものをゲットしたんですが、海が可愛いエピソードでよかった。