「古代魔法文明の時代から、今だって、人と神は遊戯を楽しんでる。いつの時代も遊戯は遊戯。お前たちも心ゆくまで楽しむがよい」
人類の使徒が神々のゲームに挑む世界で起きた、「クリアできないゲーム」への強制連行。
主人公のフェイ達がそれを解決し、メンテナンスとして新しいゲームが出来るか試そうとしたわけですが……ウロボロスは弾かれて。
神四人の干渉がある、と分析に入る辺りは無敗の神としての矜持もあるんだろうなぁ。普段の振る舞いがアレなので忘れがちですが。レーシェとも違う現役の神様何だよなぁ……。
それがどこからの干渉だったのかのと、そもそもどうして大量の使徒が同一のゲームに集められるなんで自体が起きたのか、っていう問題の答えを出してくれたのは有り難かった。
もっともその後の会議での証言は断られたので、暗躍してる人々の計画を壊す所まではいかなかったみたいですけど。
人類最高と称される本部チームの4人が神様側で、オマケにフェイが以前に所属していたチームのリーダーまで協力しているとか。
この長く続いた神々の遊戯を破壊するべく動いているようで、彼女達の主張としては「神々の遊戯は続けてはならない」とのことで、目的は遊戯の破壊だそうで。
「超人化」の礎となった神呪を授けた神まで協力しているとなると、一概に間違ってるとも良い切れない気もしてきましたが。
遊戯を行う側だったレーシェにさっぱり心当たりがないのが気になるところ。
「遊戯はあくまで遊戯」と言う立場の神様もいるみたいですし……あとは、古の記録が残る神話都市の大図書館が全く利用者が居ないというあたりも鍵ですかね。
三千年前に忽然と時代から消えた古代魔法文明。それが消えたのが例えば神々の遊戯で十勝したプレイヤーが実は存在していたが、その時にゲームの電源を切るみたいに世界がリセットされた、とか。テキトーなことならいくらでも言えますけど。
ウロボロスの導きで、新たな神ポセイドンとミノタウロスに遭遇しゲームに挑むことになって。そこでもしっかり勝利を掴んでる辺り、フェイは流石ですね。
チームの絆もより深まった上で、黒幕の本拠地と言っていい本部に向かう決意をしたようですし、これから来るだろう答え合わせ回を楽しみに待ちたい。