「ふふ。ですので、安心してください」
「それ、安心していいのかなあ。……真昼、俺がする事基本的に嫌がらないだろ」
「あらバレましたか。でも、周くんが私に合わせてくれているお陰ですよ? 自分の事を優先できないですもんね、周くん」
1冊丸ごと文化祭編、みたいな感じですね。
周と真昼は相変わらず自然体でイチャイチャしていて、それぞれがクラスメイトの男女に惚気るので、周は女子から真昼は男子から生暖かい目を向けられているのは、微笑ましさがありますね。
真昼がいることもあって周のクラスはメイド喫茶に決定してしまって。周は、準備してしまえば当日満喫できる展示を提案して、一部には刺さってたみたいですが……男子票の多くが流れたのは痛い。
彼氏としては面白くないけれど、決定したことに対していつまでも文句を言うのもなぁ、と言葉を飲みこめる周くんは大人です。
真昼の要望もあって、メイド姿を初めて周が見ることになったり。シフトは周と一緒で、他のクラスメイト達も真昼をフォローしに行ってくれる形になっていたのは良かったですね。
そして周自身は自覚がなさそうですが、真昼に相応しく在ろうと振る舞う彼の姿勢は女子たちから高評価を受けていて。
女子トークの中でそれを聞いている真昼は真昼で面白くなさそう。でも、彼女も文化祭の間は我慢して……。終わった後に、2人きりで告白してるのが良いですね。
樹の父との会話があったり、彼氏持ち筋肉フェチの木戸さんとの交流が増えたりで、周辺の描写も増えて来てますね。周と真昼の糖度高いイチャイチャも好きですけど、2人だけで閉じてるわけではない関係が好きなので、今後もこんな感じで続いてほしいものですね。
ちなみに7巻はドラマCD付の特装版が刊行されていますが、ドラマCDでも真昼が可愛くて耳が幸せでした。オススメ!
BOOK☆WALKERでも、ドラマCD音源付特装版の販売がされる予定のようですが、2023年1月14日~3月31日までの期間限定販売らしいので注意。