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「僕と友達になってもらえませんか」

 

暗殺者としての仕事をしつつ、高校に通っている主人公の想星。

何らかの組織に所属し姉の指示に従って現場で動く担当で……彼は「人を殺すと、自分の命の残機が増える」異能の持ち主で。

敵陣に飛び込んで何度も殺されながらも、最終的に目標を倒せばヨシみたいなやり方は、かなりごり押し感ありますよね。

 

……まぁ標的になった中にも、銃弾でも掴み取れる強靭な腕力ってチートを使って、真正面からぶちのめしに行く輩いたし、異能持ちは割と力押し派が多いのかなぁ。

かなり短期間に仕事を何件もこなしてるみたいですけど、異能で復活するとは言え死亡前提の作戦遂行しといて、休みも与えないってブラックにも程があるんだよなぁ。

ヤバイ仕事を任せるからには、福利厚生と言うかサポートもしっかりしておかないと反旗を翻されてもおかしくない気もするんですが。

 

……姉に強く出れない想星の性格と、異能とはいえ「殺した分命がストックできる」っていう能力は、火力面での脅威はないから反乱されても対処は容易いって部分で、駒として酷使してる感じはある。

姉としては普通に高校に通わせてやってるのが福利厚生みたいな考えみたいなんですが……うーん。全方位に火種が眠ってて、序章だから爆発してないだけみたいな感じがありますねぇ。今後どうなるのやら。