「あたしは……」
(略)
「……必要と、されたい」
メノウがサハラ達と行動を共にしてグリザリカ王国を抑えて拠点にしたり、教会が掲げる禁忌の内、発展を抑え込むために課されていたものを少しずつ撤廃する事で、技術者的には有り難い環境を作ったりしている模様。
処刑人だったメノウが裏切ったことで、他の処刑人が立場を失くしたりしていて、半年も経過するとあちこちで変化は生じるものですね。
メノウに与しているのがサハラと絡繰り世関係のアヴィと魔の純粋概念持ちのマヤですからね……。
かなり濃いというか。サハラ的にはメノウと行動する事によって、どんどんやってもいない功績と罪状が積み上がっていくのに思うところがあったようですけど。
マノンを見ていたからこそ破滅する彼女を止めなかったり、「私じゃ無理だけど」と言いながらマヤに必要な言葉を与えたりしていて、中々面白いかみ合いかたをしているなぁと思いました。
お姉ちゃんぶって結構便利に能力を使ってもくれるアヴィにも、別の思惑がありそうですし。
アカリと接続している事でメノウが新しい力を得たけど、それによる制限も増えている中で、敵がしっかりクリティカルな一撃を与えようとしてるって言うのが大変ですね。
ハクアの存在をしったりしてメノウたちも色々と情報は得ていますが……それでもまだ分からない事が多いのがまた。今後に響きそうな部分もありますし、続きを楽しみにしたいところです。