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『御簾納ちゃん――』

(略)

『思ったよりちゃんと「配信者」なんだね』

 

後輩少女からの好意を保留していた主人公が、ひと月の時間を経てついに返事をすることに。待たせ続けたのはアレでしたけど、しっかりと考えて答えを出したのは偉い。

しかし、ようやく返事を貰ったというのに御簾納はそれを断ってしまって――。

決して御簾納ちゃんが彼を嫌いになったわけではなく、今もなお好意は育まれていて、距離を縮めたい、触れ合いたいっていう欲求もある状況で。

 

どうして告白を断られたのか/断ってしまったのか。

それぞれの視点で悩んだり、対面したときにテンパってしまったりする様が、青春していて微笑ましさを覚えますね。

まぁしっかりと思いを告げあったのに、付き合ってませんという話を聞くことになった、御簾納ちゃんのラジオのリスナーだとか、駆け出しミュージシャン・ハセリバーのファンだったりは気が気じゃなかったでしょうけど。

 

主人公の妹である二胡がじれったさとかも相まって、独自に行動を開始。

御簾納と接点を持ったうえでラジオ出演まで果たすとか、思った以上にアクティブでちょっと笑っちゃった。

告白を保留したのには、いくつか理由があって。それぞれにしっかりと答えを出した上で、最後には告白の方にも決着がつくので良かった。

もどかしい恋愛模様もそれはそれで美味しいですけど、ここまでハッキリと自覚している以上引っ張りすぎるのもアレですからね……。