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「でも、レインがいるから大丈夫だろうな

「そうですね。必要以上の心配はいらないと思います」」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1231日まで。

悪徳領主の逮捕に貢献し、冒険者ギルドのランクが特例でCにまであがることになったレイン。

これからもホライズンを活動拠点にして良くつもりだけれど、パーティーの人数が増えて来て宿が取りにくい。そんな問題を抱えていたレインたちは、ついに家を買う事に。

女性陣の要望が多くて、中々条件を満たす物件は見つかりませんでしたが。

最後に辿り着いたのが訳アリ物件ではありましたが。多芸なレインが幽霊すらテイムしてしまったのは草。

 

レインの言う「完全には習得していない」のレベルが高すぎるのでは……? 疑惑。

今のレインを見てるとテイムした相手との仲も大切にしてるのに、滅びた里の面々は通常時誰もテイムしてなかったっていうのは疑問が残るというか。

喋れる最強種だからこそ、の部分はあるのだろうか。防衛意識、大事でしょうに。

いやまぁ、確かにレインがやるみたいに大量の鳥テイムを常時してたら、食費とかの維持費用も掛かるからテイムしてないって言われたら納得しちゃいますけども。

 

拠点を構えたものの、領主と汚職していた騎士が捕まった直後と言う事もあって、街も手が回っていない所が多いとか。

密猟業者の調査とか本来は騎士が担当する領域の仕事まで冒険者に回ってくるくらいには、大変な様です。

と、そこまでは同情の余地があったんですけどね。

 

依頼を受けたレインたちですが、ギルド側の伝達ミスでダブルブッキングしてしまって。さらにその先に居たのが、妙に強気な先輩冒険者で。

レインのパーティーメンバーが最強種だっていうのには気が付いたのに、そんな彼女達が慕っているレインの事を妙に下に見た癖に、競争に敗れた後に保身に走って手柄を奪おうとしたりするのはなぁ。

 

レインは同レベルに落ちたくないから、相手にしない。ギルドにも報告を上げない、という選択をしたわけですけど。流石にそれは甘すぎるんじゃないかなぁとか思うんですけどね……。

まぁそうやって助けられたことで、反省してくれる人達だったのだけが救いですけど。

反省できずにいる勇者一行のことは……諦めるほかない