「いや…頼りにしている」
漫画で描写が増えると、小さくなったネフィが本当に可愛くてたまりませんね!
帰ってきた直後のネフィをザガンが抱えていて、なでなでしてるフォルが可愛い。
幼児退行してぽてぽて歩いてたり、他のキャラと絡んでるシーンの幼い純粋さが本当に良いなぁ。
そしてこれだけ可愛いのに、疑心をもった村人たちには受け入れられずに忌み子として迫害されていたのだと思うと、心が痛むなぁ。
村を破壊してやろうと思うザガンを、いいぞやれやれと応援したくなる。ネフィのため、なんて言い訳はせず俺が壊したいから壊すと責任を負おうとするザガンの事好きです。
ネフィ以外の他のキャラもデフォルメされた表情可愛いですよね。
「同類を見る瞳」でキラキラしてるシャスティルと、絶望顔になってるネフテロスとか。その後の「わりと助けてやってるよね」ってやってるバルバロスとか。
おちょくられてもすぐ立ち直るシャスティルとの違いだな…ってザガンが想像してる場面とかも笑える。
微笑ましさを見せつつも、咲いている花から環境の変化に気が付いて、その後すぐに対策について話し合いが進む辺り、有能なんですよねぇこのメンバー。
閉じ込められたことに魔王候補たちが冷や汗かいてる中で「力尽くで敗れる」と言い放つザガンの頼もしさよ。
巻末のSSで「ウォルフォレの〈魔王〉観察日記3」として、隠れ里を訪れた時のフォルの心境が分かるの良かった。楽しみつつも、彼女にとっての帰る場所が既にあるの良いなぁ。