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『華から頼られて、俺が嫌だと思うことなんて絶対にないって。だからこれから先も、何度だって頼ってくれ。悲しいことがあった時、辛いことがあった時……助けを呼んでくれたら、俺が華を守るから――守れるための力を手に入れてみせるから』

 

BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
ダンジョンには早く入ったほうが有利。

だから若いうちからダンジョンに入れたほうが良い。ただ命がけになるからある程度の分別が付く程度の年齢はほしい、などの理由もあって年齢制限が世界基準の16歳に合わせられることとなって。

凛の妹である華もまた、冒険者になりたいとダンジョンに挑むことになるのでした。

 

まぁそもそもレベルシステムの恩恵を受けられる人が限られているから、数打つのが大事というのもあるでしょうけど。

華が無事にステータスを得ることができて、多少の自衛できる可能性が出たのは良かったですけど。

注目を集めそうなユニークスキルまでついてきてしまったのは困りもの。実際彼女に目をつける輩も現れましたしねぇ。スキルを悪用している事例を見ると、隠蔽とかの他人をだますことに使えるスキルの取得が原則として禁止されているのもよくわかる。

実際のところ他人の所有スキルを判別する方法がないから、犯罪をしたときに所持がバレたら罪が重くなるって形で対応されてるみたいですけども。

 

凛は冒険者の先達として、必要な時は華に付き添っていますが。

一方で自分のレベリングも抜かりがなく。システムから踏破判定……レベルアップ報酬をもらえなくなるまで周回する行為を繰り返して。

その結果として、前人未到の称号がついに効果を発揮することになったわけですが。ほかのダンジョンに比べて、かなり特殊でしたよね。

そもそもが再挑戦期間がある状態で「ダンジョン踏破」できる人材なんてほとんどいないだろうし。生成時に凛のステータス参照したり、通常の入り口がなかったり。

ダンジョンそのものがおかしいところだらけでの異物ではあるんですけど、なおのこと異質だったというか。最後のメッセージとかも気になるところだらけではあります。

 

しかし今回も結構ジャンプアップで成長してますけど、危ういシーンも多々あったし。まだまだ10万レベルは遠くて、本当にフロントランナーの皆さん、どうやってレベル上げたんです?