「サンセットレーベンズ――最高の血盟(クラン)だった」
イザヤからこの世界の真実と、GM権限を託されたレイン。
GM権限をも利用したバグを使っているグリードが、望んだ未来をつかむためにループを繰り返してるそうで。
ラスボス側がループ使ってくるとか最悪すぎるんだよなぁ……。
レインはGMの能力で転移を行使し、ひとまず危険地帯から転移で逃げることには成功しましたが。
現状を打開するための方法を思いつくことはできなかった。彼女1人であれば、逃げることも可能だったようですが。
それをせずにクランの仲間と情報交換を行って、少しでも良い手を取るための方法を考えるのが、サンセットレーベンズの彼女だよなぁって感じで少しうれしくなりましたね。
カナメ達が世界線を渡っている間に時間経過が違い、帰ってきたときに絶望したことが今になって可能性という名の希望になるのは面白い。
レインの異能も組み合わせてヒントを見出し、カナメ達もまた過去改変チャレンジを始めることになって。
袖の著者コメントによれば最終章らしいですから、この改変によってより良い未来にたどり着いてくれることを願いたいものです。