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私には私のプレイする理由がある!!

「全力でサンラクさんに協力させて頂きます!!」

 

導師アーカヌムによる「神秘」取得の演出、割と凝ってて好きですねぇ。

「愚者」が選出されたときのセリフとかこだわり感じるし、ライブラリにはぜひともこのあたりのセリフも含めたWikiを作成してもらって……。

サンラクと一緒にリュカオーンを倒して、良い経験になったと喜んだ一方、黒狼に執着している姉に話すと面倒なことになりそうだと浮き沈みしてるサイガ-0が、見ている分には面白かったです。

 

アタックホルダーの称号を得て最前線をひた走るサイガ-0からしても驚きの速度で、レベル99まで駆け抜けたサンラク。

彼のゲーム風景見ているだけでも面白いですけど、シャンフロの世界は広大で読者目線では見えないイベントがたくさんあるんだろうなぁ、と考えるだけでも面白い。

97話ではオイカッツォ、98でペンシルゴンのウェザエモン攻略後の2人がそれぞれ奮起するエピソードが入ったりしてましたし。

リアルの方でも魚臣がイベントにサンラク達を招こうとしたりしてますし、作中の世界で面白そうな出来事が多すぎるんですよねぇ。ここに生きるゲーマーたち、やりたいゲームが多すぎるっていう嬉しい悲鳴をいつも上げてそう。

 

フィフティシアに到着したサンラクは無事にルスト達と合流し、ユニークシナリオを受注することに成功しますが。

うっかりパーティー解消を忘れていたせいで、秋津茜やサイガ-0も同行することになって。さらに、予期せぬ展開に巻き込まれて……と止まると死ぬマグロか何かかなってくらい激動のシャンフロライフを送ってますよね、サンラク。

 

巻末のSSは「片手間の暇つぶしこそよりよく燃える」。

カッツォに「サンラクって紙とかボドゲのクソゲーやらないの?」って聞かれてクソゲートークする話。すらすらとネタ出てくるあたり、知識は豊富だな……。

エキスパンションパスSSは「分かり合うことは斯くも困難」。

プレイヤーが3体の怪物と100人の人間に分かれ、それぞれの目的のために戦う103人マッチを行うゲーム『ストライアングル・フォー・サバイバル』。

サンラク履修済みという点である意味信頼がおけるクソゲーで、アプデでクソ度を上げていったブツのようですが。どうも最近実施されたアップデートの評判は今までと異なるようで……外道3人衆が物は試しと乗り込む話。外道衆の外道っぷりが良く表れていて笑った。