ico_grade6_3

「侮ってくれるなよ。妾を誰と心得る」

(略)

「誇り高き竜人、クラルス族が末裔――ティオ・クラルスなるぞ!」

 

負の側面と向き合う試練、ユエが意外と苦戦していたのは意外でした。

過去の失敗と封印があったからこそ、今大事にしたいハジメと出会えた。だから、それもまた大切なものだ、とトラウマを一つ越えて試練の弱体化ギミックを発動させることには成功してたので、苦戦というのは語弊ありますが。

300年前の封印されるきっかけとなった出来事について指摘されて、あの当時は絶望で見落としてしまっていた事実に気が付きかけて、揺れてしまったというのが正しいか。

 

その後、自分の試練を乗り越えて合流したシアに珍しく弱音を吐いたら、関係進展したこともあって強くなったシアに「なんてこと言うんですか!」と怒られて、喧嘩に勃発。他の人の試練会場でまで暴れまわる事態に発展するんだから、ハジメの嫁たちは恐ろしい。

 

同行させてもらっていた鈴や龍太郎も、攻略後に意識失ったりぼろぼろになったりしつつも無事に攻略。

樹海の試練でも見られましたが、立派なティオの姿見ると格好いいと思いつつ、普段との温度差で震えるんだよな……。

 

案の定というか、試練がブッ刺さった結果勇者君が暴走したりするハプニングもあって、頭抱えたくはなりましたが。

ハジメとユエが7つの大迷宮を制覇し、すべての神代魔法を得たことで概念魔法に手を伸ばせるようになって。作り出すのには極限の意思が必要とされてましたが、実際に成し遂げたのを見ると感慨深い。

遺跡を出たハジメ達を魔人側が待ち伏せしていたり、超えなきゃいけないハードルがもう少しばかり残ってはいましたが。