「たくさんの意見や考えがあっていい。だけど俺には、彼女の実現しようとしている世界が……」
「間違っている?」
「もったいないと思う」
巨神タイタンからチーム名を授かったフェイ達。
ちなみに神の遊戯に勝利したものの、『神々の遊び』の参加者じゃなかったからか、巨神像のダイブ機能を使っていなかったからか、勝利数のカウントは増えなかった模様。
そしてウロボロスから話を聞いたタイタンが、精神体を降ろして人間界の観光をしていくことを決意して。
どこ行ったらいいかを聞かれたときに、聖泉都市マル=ラを勧めてダークスに押し付けようとしてたフェイが面白いし、地図読めなくて全く違う所行っちゃうタイタンも面白すぎるな……。
そうやって放浪したタイタンが、少ない人類の生存圏の最前線にたどり着いているのも見せ方は上手い。
フェイ達は、かつてのリーダーケイオスの足取りを追うのを一時止め、最強チームのヘレネイアの真意を確認するために、神秘法院の本部を目指すことに。
神をハッキリ見抜けるウロボロスをうまく乗せて連れて行こうとしてましたが、別の目的を得て飛び出してしまうあたり、気ままな神様だなぁ……。
一方のヘレネイア達はフェイ達をやり過ごす方向で考えていたようですが、かくれんぼは失敗。
神としての性質を持っていることをほぼほぼ見抜かれることとなったわけですが、その上で対話を拒む姿勢を取って……指南役になっているケイオスが、フェイ達の前に立つことになるわけです。
思わせぶりな態度でかつてフェイの属していたチームを解散させて、ヘレネイア達の指南役になっているから、もっと彼女の思想に共感しているものかと思ったんですが。
フェイとゲームをして、色々と情報を与えてくれたりしたのは意外でしたね。現状が笑えない話だからこそ、という思いもあるみたいでしたが。
その事情を聞いたフェイにも思う所があるみたいで、さて、ヘレネイアと対峙したとき彼がどういう反応を見せてくれるのかが楽しみですね。
……新しいゲームに巻き込まれたので、到達するまでが大変そうですけど。