「今日のお嬢、すげぇ綺麗だな」
お嬢の父ジェラルドの家族愛が強いのわかってましたが、思った以上にイザークに感謝してたんだなぁというのが分かる回想からスタート。
イザークが恩を売るつもりでやってるわけではなく、あくまで自然体の振る舞いでやってくれていることだから、なおの事重ねて感謝を告げてくれてるの良いですね。
イザークとお嬢の関係は相変わらず良好。
ただ庭師の子供と貴族の令嬢で身分差があるのは如何ともしがたく……ひょんなことから親しくしてる王子とお嬢の婚約話も進んでいる状況。
ロイにもちょっとした思惑があって、どちらかというとリュディアに共犯者になって欲しい、みたいな雰囲気ではありましたけど。
イザークといる時間を大切に思っているからこそ、お嬢が迷ってるの良かったなぁ……。
彼女がダンスの時イメージする相手がイザークで、練習時にも影響しているからとイザークが講師に捕まって一緒にダンス練習することになってたのは笑いましたが。
そうやって腕を磨いたこともあってか、実際にパーティーに連れていかれて。ロイ王子がキラキラしてて苦手なイザークの性格も影響してか、一緒に踊る相手を引き立てるようなふるまいをするらしくて。「萼の君」なんて噂が広まってたのも納得ですが、お嬢はそりゃ面白くないよなぁ。
あと素直すぎるイザークの言動がお嬢特攻なの好きです。
パーティーの最中は隠してましたが帰りの馬車でぽろっと零れて、「ザクは馬鹿なんですの!?」ってポカポカ叩いてくるお嬢凄い可愛かったですね。