「だってここにいる4人。リョウマさんを含めたら、5人も心からそうなりたいと思えるお友達がいますもの!」
ファットマ領で修行していた竜馬でしたが、スライム駆使して効率よく狩れる竜馬が居たおかげで、周辺に応援をだせる余力が出来て。
そのお礼も兼ねて領主直々に乗り込んでくるのはフットワーク軽すぎてびっくり。
竜馬と親しいラインハルト公爵との学友でもあるらしくて、しばらく交流がなかったようですが。
用事を済ませた後の竜馬から報告をもらって顔を出しに行ったりしてて、彼の存在がいい影響与えてる感じがしてよかったですね。
先代公爵が神獣と契約した偉人であるため、ラインハルトは結構大変な思いをしてたとか。
ファットマ領主も似たような経験があったらしくて、良い友人関係ではあったようです。
まぁ先述の問題もあって、友人少なかったみたいですけど。娘のエリアリアが既に4人の学友作ってたり、交友関係について突っ込まれたあと逆に気遣われたりする一幕もありましたが……これ以上は触れないでおこう。
ファットマでの修行とか、スライム研究とか、領主様からの依頼の解決だとか。
前半部分はだいぶ穏やかに進んでいたので良かったですけど……すべてが終わってギルムに帰ってきたら、街の雰囲気がちょっと荒れていたのが残念でならない。
洗濯屋を任せているカルムとか親身になってくれる人々がいてくれるのが、せめてもの救いではありますが。どうなるのやら。
あとは前回セーレリプタが竜馬に干渉した結果、彼の魂の奥深くに隠されていた地球の神の干渉について詳しく知れたのは良かったというか。
地球の神、ろくでもない遊びしてたんだな……としか言えませんな。
それはそれとしてこの世界の神のルールをセーレリプタが侵していたのは間違いなくて、それっぽい言い分で逃れようとしてましたが、しっかり説教されるようになってたのは良かった。それくらいは甘んじて受け入れろ……。