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「俺の仲間になれ、ラクシャル。お前に拒否権はない」

 

タイトル通りVRエロゲーやってた主人公がその世界に転生することになる話。ノクターンからの書籍化なのもあって、挿絵も肌色多めの物語ですね。

 

死亡した後女神に出会った主人公は敵キャラをテイムする能力と、一撫でするだけで女子に快感を与えテイムを補助する能力を獲得。

その場で女神相手に実践してみようと思うあたり、清々しくエロに振ったキャラですね。……魂だけの状態だったから本番までは出来ませんでしたが。

 

そして記憶と能力を宿したまま無事に転生できたものの、占い師によって「世に混乱を齎す災厄になる」と予言されたことで、軟禁されて育つことになります。

両親は愛しい子供を奪還しようとしてくれたみたいですが、村から追い出されたしまったり今世のスタートは散々ですね。

テイム特化のせいで脱出も出来ず、実に18年もの間閉じ込められていた主人公でしたが……。

ある日、村が魔族の少女ラクシャルの襲撃を受けたことで状況が一変。

 

テイムによってラクシャルを下し、彼女の能力すら扱えるようになった主人公は村を離れてついにゲームの世界へ踏み出すことになるわけです。

ラクシャルの上司にあたる、幼女姿の魔帝ゼルスも支配下において。転生させてきた女神エナからアドバイスをもらって学園に通うことになったり、色々とイベントを起こしていくわけですが。

最初に味方に引き込んだラクシャルがヒロインとして強い作品ではありましたね……主人公が撫でれば女キャラはテイム出来ちゃうので、快楽を与えるシーンは多いけどその分本番は少なめか。1巻だと説明パートも増えますしね。